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消防団員かっこいいぜ 優遇制度スタート

消防団員に配られるピンバッジ(上)と、協力店に配布されるステッカー

 消防団員の減少に歯止めをかけようと、岩手県金ケ崎町は7日、町内の飲食店や商店などで料金の割引などが受けられる消防団員優遇制度を始める。「おらほの消防団かっこいいぜ事業」と銘打ち、国のモデル事業を活用する。
 町商工会と連携し、商店や事業所計25カ所が協力する。飲食店は、一定の料金に達した場合1000円引きにしたり大盛りを無料にしたりする特典を用意。ゴルフ場も利用料金1000円引きなどを実施する。
 建設会社も工事費の5%引き、不動産屋は仲介手数料10%引きなどを設定。各店舗が工夫を凝らしたサービスを提供する。店舗によっては、消防団員の家族や同伴者が対象になる割引もある。
 協力店に「かっこいいぜ消防団」のステッカーを貼ってもらい、消防団員にはピンバッジを配布する。消防団の活動を紹介するホームページも作成した。
 同町の消防団員は定数430人に対し、357人(2月末現在)にとどまる。2004年以降では過去最低で、高齢化の進行とともに団員の確保が急務となっている。
 町生活環境課の担当者は「火災の際の出動手当などはあるが、団員になることでの具体的な利点はなかった。団員確保と町内の店舗を利用することで活性化につながればいい」と話す。
 岩手県内では昨年、花巻市が消防団員を対象に公共施設や店舗での割引制度を始めた。


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2016年03月01日火曜日

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