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<奥州女性殺害>殺人と遺棄は認める

 岩手県奥州市前沢区で昨年5月、同市水沢区の会社員伊藤友美さん=当時(31)=を殺害し、山林に遺体を埋めたとして、殺人罪などに問われた同市前沢区裏新田、農業渡辺豊被告(40)の裁判員裁判の初公判が29日、盛岡地裁であった。渡辺被告は殺人や死体遺棄の起訴内容は認めたが、強制わいせつに関しては「嫌がらせのつもりで体を触った」と否認した。
 検察側は冒頭陳述で渡辺被告が、水道メーターの検針で自宅に訪れた伊藤さんを家の中に引っ張り込み、わいせつな行為をしたと指摘。殺害の動機について「犯行の発覚を免れるために殺害し、遺体を山林に捨てた。尊厳を踏みにじる悪質な行為」と述べた。
 弁護側は、渡辺被告の飼い猫を伊藤さんが足で追い払ったことに被告が腹を立て「報復のために体を触った」と強制わいせつ罪に当たらないと反論。殺害動機に関しては「伊藤さんと争ううちに逆上し突発的に殺してしまった」と語った。
 起訴状によると、渡辺被告は昨年5月22日、自宅に訪れた伊藤さんにわいせつな行為をし、伊藤さんに覚せい剤を使用した後、手で首を絞めて殺害し、遺体を山林に埋めたとされる。


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2016年03月01日火曜日


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