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バラのアーチが歓迎 日本一の回廊整備へ

 山形県村山市は新年度、JR村山駅や国道13号の西側エリアに、全長500メートルの「日本一長いバラ回廊」を整備する事業を始める。建設が進む東北中央自動車道の村山インターチェンジ(IC、仮称)に接続する市道の一部。2022年度の完成を予定し、国内屈指の規模を誇る同市の「東沢バラ公園」とともに観光の目玉にする。
 バラ回廊は市道の中央部に散策路を設け、多種多彩なバラをアーチ型に植栽し、花のトンネルにするイメージ。新年度当初予算案に6000万円の調査設計費を計上し、具体化を図る。
 村山市によると、現在の「日本一」は、山梨県北杜市の県立フラワーセンター「ハイジの村」にある全長230メートル。整備を目指すのは2倍以上も長い回廊で、駅西側エリアの核にする。
 市道は村山ICと、国道13号や村山駅を東西に結ぶ計画。このうちIC出入り口から約1キロ区間を公園一体型の道路とし、車道を外側に、回廊を含む緑地公園を内側に配置する。県道と交わる2カ所は、信号機が不要な円形交差点「ラウンドアバウト」を導入する。
 駅の東側には、約7万平方メートルの広大な敷地に750種、2万株のバラが咲き誇る東沢バラ公園があり、毎年春と秋のバラまつりを中心に約7万人が訪れる。
 市はバラ回廊を市民の憩いの場にする一方、東北中央道で訪れた観光客を東沢バラ公園へいざなう役割も期待しており、観光客の増加につなげたい考えだ。
 志布隆夫市長は「バラ回廊からバラ公園へと続く人の流れを創出したい。名称も公募して話題性を高め、若者が定着するまちづくりの一翼にする」と語った。


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2016年03月01日火曜日


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