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<就活>日程前倒し 学生と企業不安の声も

企業担当者の説明に聞き入る学生たち=宮城県利府町のセキスイハイムスーパーアリーナ

 来年春の大卒採用に向けた企業の会社説明会が1日解禁され、宮城県利府町のセキスイハイムスーパーアリーナでは就職情報会社マイナビ(東京)主催の合同企業説明会「マイナビ就職EXPO 東北会場」が開かれた。面接などの選考解禁が6月1日と前年よりも2カ月前倒しされ、短期集中型となることしの就活日程。不安の声は学生と企業の双方から聞かれた。
 説明会は2日間の日程で始まり、東北6県を中心に延べ346社が出展。初日は176社がブースを設け、訪れた約5000人の学生に業務内容や採用スケジュールについて説明した。
 学生優位の売り手市場が続いているだけに、優秀な学生確保を目指す企業には短期決戦への不安が強い。
 仙台市に事業所を置く人材派遣会社の担当者は「認知度の低い会社にとって60日もPR期間が減るのは大きい。ことし春の採用でも予定数を充足できなかったので危機感がある」と話した。
 学生側も企業研究や面接準備をする時間が少なくなる。宮城大3年の男子学生(21)は「面接解禁までの3カ月はあっと言う間。30社ぐらいエントリーしたいが時間が足りるかどうか」と焦る。前向きに受け止める声も。仙台市出身で同志社大3年の男子学生(21)は「活動期間が短い分集中して臨める」と歓迎した。
 マイナビの橋本慈久北海道・東北総支社長は「企業はより丁寧な対応が必要になる。売り手市場でも企業は質を妥協しないので、学生は意識を高く持って就職活動に臨んでほしい」と助言した。


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2016年03月02日水曜日

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