宮城のニュース

<マルハニチロ>新石巻工場 来春稼動目指す

マルハニチロの新石巻工場の完成予想図

 水産加工大手のマルハニチロ(東京)は1日、東日本大震災で被災して移転新築する石巻工場の安全祈願祭を現地の宮城県石巻市須江地区で行った。冷凍食品事業の生産主力部門として、2017年4月の稼働を目指す。被災企業などの早期復旧・復興を図る拠点として、市が造成した須江産業用地での第1号。
 新工場は鉄骨2階、延べ床面積約1万700平方メートル。1階は製造ライン、2階は事務所や食堂などを配置する。総事業費は約57億円を見込む。
 イカの天ぷらやクリームコロッケなどの冷凍食品を年間6600トン生産する。従業員は190人で、震災後に県外の他工場へ異動した従業員に帰還希望を募るなどし、最終的には240〜250人を採用する。
 安全祈願祭には伊藤滋社長、亀山紘市長ら関係者約60人が出席。伊藤社長は「石巻工場は生産拠点の中核を担う重要な工場。今後も石巻の復興に貢献したい」と強調。亀山市長は「新工場の建設は石巻の産業復興の励みになる」と述べた。
 旧北上川河口近くの石巻工場は4.5メートルの津波で被災。建物を補修し、5カ月後に操業を再開した。


関連ページ: 宮城 経済

2016年03月02日水曜日


先頭に戻る