岩手のニュース

津波で全壊の野球場 ナイター照明灯る

キャッチボールで照明の明るさを体感した小中学生たち

 東日本大震災の津波で全壊した宮古市の田老野球場の復旧工事がほぼ完了し、1日夜、ナイター用照明設備の試験点灯があった。
 田老の野球チームに所属する小中学生35人が立ち会い、カウントダウンを合図に発光ダイオード(LED)の照明4基を一斉に点灯した。子どもたちは歓声を上げ、明るいライトの下でキャッチボールをした。
 球場は地震の際に避難しやすいよう防潮堤の陸側に移転新築した。旧球場になかった照明は内外野に2基ずつ。グラウンドは両翼92メートル、中堅120メートル、面積約1万2550平方メートル。観客席は1000人収用できる。
 照明やグラウンド拡幅は国費による復旧に含まれないため、市は独自に約2億円を投入した。復興交付金などと合わせて総事業費は約8億円。
 4月に利用を始め、三陸鉄道(宮古市)が2014年に設立した草野球チーム「三陸鉄道キットDreams」の本拠地となる。
 山本正徳宮古市長は「子どもから大人まで、野球に限らずさまざまなスポーツやイベントに利用してもらいたい」と話した。


関連ページ: 岩手 スポーツ

2016年03月03日木曜日


先頭に戻る