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東北求人 6カ月ぶり改善

 厚生労働省などが1日にまとめた1月の東北の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.02ポイント上昇の1.25倍で6カ月ぶりに改善した。宮城と福島が全国平均(1.28倍)を上回り、青森は1963年の統計開始以来、初めて1倍を超えた。
 各県の有効求人倍率は表の通り。季節調整をやり直し、過去の数値を一部修正した。
 青森は5カ月連続の上昇。新規求人数(原数値)が前年同月比6.4%増の1万750人で、スーパーやコンビニの新規出店などにより卸売業・小売業が伸びた。新規求職者(原数値)は17.6%減の9165人だった。
 職業安定所別(原数値)では、青森1.07倍、八戸1.04倍、十和田0.94倍と続いた。青森労働局の担当者は「ようやく1倍を超え、一つの達成点に立った。雇用の質の改善にも取り組んでいく」と話した。
 被災3県のうち、宮城は6カ月ぶりに上昇。安定所別は、気仙沼2.06倍、石巻1.98倍、仙台1.60倍など。新規求人は3.6%増の2万3192人で過去最多を更新。卸売業・小売業で、既存の婦人服店や宅配ピザ店からの求人が増えた。新規求職者は8.5%減の1万180人。
 岩手は2カ月ぶりの上昇。新規求人は1.9%減の1万1038人で、製造業が減少した。新規求職者は14.0%減の6366人。安定所別は、大船渡1.90倍、北上1.78倍、釜石1.50倍の順。
 福島は3カ月ぶりに低下した。新規求人は5.3%減の1万6460人。除染作業員の需要減などで建設業が落ち込んだ。新規求職者は8433人で8.2%減った。安定所別では、相双2.57倍、平1.79倍、郡山1.56倍だった。


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2016年03月02日水曜日


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