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<bj仙台>Vへ正念場 不振続き首位陥落

練習で守備の動きを指示する河内HC(右)。チームは守備の改善が急務となっている=2日、仙台市のHALEOドーム

 男子プロバスケットボール、TKbjリーグの仙台が、約3カ月守った首位から陥落し、不振にあえいでいる。前半戦は20勝6敗と好調だったが、後半戦は5勝7敗で4位に後退。しかも4連敗中だ。ゴール下の守備で競り負け、劣勢に立たされる展開が目立つ。
 前週、白石市ホワイトキューブでの新潟戦。初戦は得点源の外国出身選手を2人がかりでマークしたが、フリーになった日本人選手に外から何度もシュートを沈められた。2戦目は外からの攻撃をある程度抑えたが、今度はインサイドで得点を重ねられ連敗した。
 1、2月の信州戦でも、アウトサイドを意識すればインサイドを攻められ、インサイドを固めればアウトサイドからシュートを浴びるという展開になった。前半を首位で折り返した仙台は、各チームに徹底研究されているようだ。
 主将の志村は「(平均身長185センチと)サイズで劣る分、ゴール下に入られないよう、一人一人がどれだけ脚を動かしてプレッシャーを掛けられるか。それを続けられる体力強化が必要」と語る。
 前半の1試合平均失点が77.9だったのに対し、後半は84.7。相手のゴール下の攻撃を苦し紛れのファウルで止める場面もあり、18.3個だったファウルは21.3個に。16.8個与えていたフリースローは23.8個に増えた。
 守備の劣勢が攻撃に焦りをもたらす。失点が増えても得点は横ばいだ。ディフェンスリバウンドから得意の速攻は減少。外国人選手の個人技頼みの傾向が強まり、日本人選手の得点は38.2点から32.8点に減った。
 トンネル脱出に向け、河内ヘッドコーチ(HC)はゾーンディフェンスなど新しい守備のフォーメーションを試している。「新しい連係を完成させるには時間がかかるが、今は早く1勝したい」。シーズンはここからが勝負どころ。まずは次の岩手戦で連敗を止め、攻勢に転じたい。(佐藤夏樹)


2016年03月03日木曜日


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