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<JR山田線>早期復旧を要望

 岩手県宮古市門馬のJR山田線松草−平津戸間で昨年12月、普通列車(1両)が崩れた土砂に乗り上げ脱線した事故で、JR東日本盛岡支社は4日、関係機関と復旧計画を検討する協議会の初会合を同支社で開いた。岩手県や宮古市の担当職員からは、早期復旧を望む意見が出された。
 会合は非公開で同支社や県警、東北森林管理局などから15人が参加。JR側が崩壊斜面の地質データを各機関と共有して検討を進める方針を説明した。専門的見地で分析するため、鉄道総合技術研究所(東京)、森林総合研究所(茨城県)の所員を加えて現地を調査する方針も示された。
 崩壊斜面上端から約40メートル上の幅約20メートルの亀裂段差は4日夕までに、計測を始めた昨年12月から57センチ拡大。同支社は協議会での議論を踏まえ、斜面の安全確保、脱線した車両の撤去を含む復旧計画の検討に入る。
 達増拓也知事は4日の定例記者会見で「JRと県、関係自治体が協力し、安全第一の中で一日も早く復旧してほしい」と述べた。
 同支社の竹島博昭設備部長は「融雪期で不安定になる斜面の変化に迅速に対応できるよう密に連携する。技術的にどんな対応が必要か解明したい」と話した。次回会合は3月中旬。


2016年03月05日土曜日


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