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キイチゴで黒ビール 程よい酸味が魅力

開発した黒ビールを披露する鈴木さん

 秋田県五城目町特産のキイチゴを使った黒ビールの試作品が完成した。地元農家鈴木矩彦さん(43)が考案し、自ら育てたキイチゴを原料にした。程よい酸味と滑らかな喉越しが特徴で年内の商品化を目指す。
 町内ではキイチゴを使った和洋菓子が販売されている。鈴木さんは「新たな加工品を」と秋田の酒文化に通じるビールに着目した。
 昨年夏ごろからアイデアを練り、11月に湖東3町商工会(同町)を通じて一関市の世嬉の一酒造に試験醸造を委託。キイチゴ22キロを使ったビール約100リットルが12月に出来上がった。
 試食した町民らの評判は「酸味の後に黒ビールのコクが広がる」「苦味が抑えられ、飲みやすい」などと好評。年内に再び醸造を委託し、330ミリリットルの瓶入りで売り出す計画だ。
 夏ごろの販売会社設立を予定する鈴木さんは「商品化の際にはキイチゴの香りをもう少し強くしたい。将来的には町産キイチゴの消費拡大につなげたい」と話す。価格は1本500〜1000円を想定する。


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2016年03月05日土曜日

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