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<登米市有林>国際基準「管理認証」取得へ

登米市津山町の市有林。東京五輪の施設建設での採用を目指し、FM認証取得を目指す

 登米市は新年度、市内にある約2700ヘクタールの市有林について、持続可能な森林運営の国際基準「森林管理認証」(FM)の取得を目指す。新年度中に申請し、新国立競技場(東京)をはじめとする2020年東京五輪関連施設の建設で、市産材を売り込む方針。
 FMは、国際機関「森林管理協議会」(本部ドイツ)が認証。生態系に配慮して植林や間伐を行うなど、管理が行き届いた森林に与えられる。
 市有林にはスギやヒノキ、カラマツが生える。市は認証取得による市産材の消費拡大とイメージアップにも期待。新年度、役所内に専門チームをつくり、申請に向けた調査に入る。
 五輪関連施設に使用する木材には、FMとともに、同協議会が定める「生産物認証」(CoC)の取得が必須条件になる。市は市産材を管理、加工する市内の製材工場に対し、CoC取得を働き掛ける方針。
 新国立競技場を設計する建築家の隈研吾氏は、登米町伝統芸能伝承館「森舞台」を設計した。布施孝尚市長は「隈氏とは縁があり、(新競技場には)東日本大震災被災地の木材を使いたいと語っている」と述べ、認証取得に全力を挙げる構え。
 FMとCoCは県内で南三陸町が取得済み。同町も新国立競技場建設で町産材の採用を目指している。


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2016年03月06日日曜日

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