宮城のニュース

高齢者・障害者の運賃9割補助 町が乗車証

 宮城県富谷町は高齢者と障害者向けに、交通機関の運賃を9割補助する新たな乗車証「とみぱす」を発行する。仙台市交通局のIC乗車券「イクスカ」を使い、10月10日の市制移行に合わせて運用を始める。イクスカを仙台市以外の自治体が活用するのは初めて。
 交付対象は町内在住の70歳以上と障害者手帳所持の18歳以上で計約7000人。乗車証は富谷オリジナルのデザインを採用。住所氏名、生年月日、顔写真が記載され、身分証も兼ねる。
 宮城交通や仙台市バス、仙台市地下鉄などイクスカが使える全ての路線で利用が可能。年間の助成上限額は1万8000円で、2000円の自己負担で2万円分までチャージでき、使える。発行にかかる手数料1400円とチャージ料金250円は自己負担になる。
 敬老乗車証については、隣接する仙台市が9割補助を実施しており、町民から同様の制度を求める声が出ていた。若生裕俊町長が昨年2月の町長選で公約に掲げていた。
 町は町議会3月定例会に関連条例案を提出したほか、2016年度一般会計当初予算案に費用3981万円を盛り込んだ。可決後、新年度に交付申請を受け付ける。若生町長は「高齢者、障害者が外出しやすくなることで社会参画が進み、健康寿命の延長にもつながる」と話している。


関連ページ: 宮城 政治・行政

2016年03月07日月曜日


先頭に戻る