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<ベガルタ>攻め手欠き 敗戦パターン再び

仙台―FC東京 後半6分、FC東京・前田(20)に勝ち越しゴールを許し、肩を落とすGK六反(左端)ら仙台イレブン(鹿野智裕撮影)

 1−1の後半6分だった。FC東京の橋本が左サイドをえぐり、ペナルティーエリア内に侵入。上げたクロスを、ゴール前に走り込んだ前田が右足で蹴り込んだ。痛過ぎる失点。同点を狙う仙台の攻撃陣は一本調子な攻撃を重ね、時間だけがむなしく過ぎ去った。
 昨季、何度も目にした敗戦パターンだ。得点した直後にあっさり追い付かれ、膠着(こうちゃく)状態から相手に勝ち越し点を許す。焦りからか、前線に浮き球を供給するなどの拙攻に終始し、守備を切り崩せない。渡辺監督は「(ボール保持者が)見る場所が近くなり過ぎて、敵陣深くにボールを送れなかった」とうつむいた。
 リーグ戦初先発のボランチ藤村が声を落とす。「いい形でボールを受けられず、攻撃が単調になってしまった」。経験不足の藤村をサポートする余裕も周囲になかった。梁勇基は「完成されたチームではない」と自戒を込めて語った。
 本拠地では昨年8月以来、これでリーグ戦は5戦勝ちなしだ。監督は「今季はユアスタを勝つ場所と証明しようと臨んだが、結果が出せず悔しい」。昨季はホームで17戦10敗。同じ失敗を繰り返すわけにはいかない。(狭間優作)


2016年03月07日月曜日


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