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<震災5年>鎮魂願う地蔵 680体に

丹治さんの呼び掛けで集まった追悼の土人形

 東日本大震災の犠牲者を追悼する約680体の地蔵の土人形が震災から5年の11日、宮城県山元町のJR常磐線の旧山下駅前に飾られる。
 工房を主宰する地元の主婦丹治陽子さん(60)が昨年11月から、広く制作協力を呼び掛けてきた。震災で犠牲となった町民636人と同じ数を目標に設定。それを上回る人形が寄せられた。いずれも表情はさまざまで、現在は被災した同町花釜地区の仮設集会所に仮置きされている。
 丹治さんはこれまで、町内外で制作の指導会を開催。犠牲者の遺族が参加したこともあったという。土人形を前に「震災を忘れないとの思いを強く感じる。5年の節目に飾ることで、協力してくれた人や犠牲になった方々が喜んでくれたらうれしい」と静かに願う。


2016年03月08日火曜日

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