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<薬研温泉>ホテルニュー薬研 11月閉館

11月の閉館が決まったホテルニュー薬研

 十和田観光電鉄(青森県十和田市)は7日、むつ市大畑町の薬研温泉郷で運営するホテルニュー薬研を、11月7日で閉館すると発表した。閉館までは通常営業する。
 十鉄によると、ホテルは1970年開業。客室は75室(約300人収容)で、同温泉郷最大の宿泊施設。昨年の耐震診断で国の基準を満たしていないことが判明。改築に多額の費用が掛かるため閉館を決めた。
 年間利用者は2000〜03年度には約4万人に上った。東日本大震災後の11年度は1万人台まで減り、以降は2万人台で推移。「首都圏や関西圏からのツアー客の利用が多く黒字が続いていた」(十鉄の佐藤行洋総務部長)。
 従業員約50人のうち、社員10人は社内で配置換え。期間雇用とパートの約40人は他のホテルなどへの再就職をあっせんするという。
 薬研温泉郷は昨年開湯400年を迎え、下北半島の観光拠点の一つとして知られる。震災後は観光客数が伸び悩んでおり、昨年12月には老舗「古畑旅館」が業績不振で事業を停止した。


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2016年03月08日火曜日


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