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震災後に市民支えた…ダイエー仙台店が閉店

閉店したダイエー仙台店。入り口の看板を写真に収める人も見られた

 仙台市青葉区中心部のダイエー仙台店が8日閉店し、40年半の歴史に幕を下ろした。東日本大震災の2日後に店を開けるなど、市民の生活を支えた。店舗は12日に「イオン仙台店」として生まれ変わる。
 ダイエー仙台店は1975年9月に開店。地上8階、地下2階で食品、衣料品、化粧品、生活雑貨を扱った。東北で唯一「ダイエー」の名前が残る店だった。
 最終日の8日は多くの客が足を運んだ。宮城野区の主婦富樫わか子さん(59)は名取市に住む姉と来店。オープン以来、月3、4回利用しているといい「気軽に入れるのが魅力。店が残って良かった」と話した。
 家族とハンバーガー店を訪れた泉区の調理師栗原有希さん(30)は「ダイエーの名前がなくなるのはさみしい」と名残を惜しんだ。
 ダイエーは昨年1月、イオンの完全子会社となった。仙台店はイオンの事業会社イオンリテールの東北カンパニー(仙台市)が管轄する。開店日前日の11日にプレオープンする。
 引き続き店長を務める安福英和さん(57)は「震災後に再開した時、多くの人が並んでくれた。お客さまに支えられた40年半だった。看板は変わるが、お客さまに受け入れられる店にしたい」と話した。


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2016年03月09日水曜日


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