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<震災5年>命を守るために

被災体験をさまざまな形で発信している語り部たち=岩手県陸前高田市

 多くの命が失われた東日本大震災から5年がたつ。巨大な津波は日常の営みと古里まで奪い去った。「もう二度と同じ思いはしたくない」。誰もがそう感じた。胸に刻まれた教訓を「次」への備えにどう生かしていくか。人の心や暮らし、地域が少しずつ変化し始めている。尊い命を守るために。(写真部震災取材班)

■風化を防ぐ 語り部
 被災体験を伝える語り部が各地で活動している。岩手県陸前高田市が震災遺構として保存を検討する道の駅高田松原「タピック45」の前で語るのは実吉義正さん(73)=右奥=。南海トラフ巨大地震で浸水被害が想定される地域から訪れる人もいる。津波の威力に驚き、「今後の防災に役立てたい」と真剣に聞き入っていたという。


2016年03月09日水曜日


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