宮城のニュース

<議長政活費疑惑>公開質問に正当性主張

 宮城県県議会の安部孝議長による政務活動費(政活費)の不正支出問題で、安部氏は9日までに仙台市民オンブズマンからの公開質問状に回答した。2009〜15年に人件費名目で支出した政活費のうち102万円の違法性をただしたオンブズマンの指摘を否定し、従来通り正当性を主張した。
 質問状では、13年9月に県政報告会従事者に支払われた8万円を、後援会主催の集会でのバンド演奏に対する謝礼だったと指摘。
 これに対し安部氏は、県政報告会は松島町の漁港で開き、アマチュアバンドに音響機材を借りるなどした人件費だったと回答。違法性は否定したが、「会議費に当たると思われ、(収支報告書の)項目修正を考えている」と説明した。
 オンブズマンはまた、15年8月の県政報告・意見交換会での人件費9万5000円は、後援会主催の県政報告会とサマーパーティーのアトラクション代だったと追及。安部氏は、県政報告会の会場設営と報告書配布に掛かった臨時職員への賃金だったと答えた。
 回答文書を受け、オンブズマンは「県政報告会だけなら音響設備は必要ない」と反論。他の人件費も「具体的な勤務実態が分からず、全体として虚偽説明の可能性が大きい」と断じた。
 回答は8日に議会事務局から郵送され、9日にオンブズマン事務局に届いた。


関連ページ: 宮城 政治・行政

2016年03月10日木曜日


先頭に戻る