宮城のニュース

高齢者の買い物送迎 介護予防事業スタート

スーパーで買い物を楽しむ高齢者

 宮城県岩沼市は、高齢者の介護予防推進に向けた「お買い物ミニデイ事業 お達者倶楽部(くらぶ)」を開始した。自宅から市内のスーパーまで高齢者を車で送迎し、自分で買い物を楽しんでもらう内容。県内の自治体では初の試みという。
 事業の様子が9日、報道機関に公開された。高齢者11人が自宅から「フーズガーデン玉浦食彩館」に送迎され、多目的室で体操やレクリエーションをした後、サポーターの介助を受けながら買い物を楽しんだ。
 同市下野郷の高橋幹さん(84)は「家の近くに店がないので、買い物は息子に任せていた。好きなものを自由に買えるのは楽しい」と声を弾ませた。
 事業は、介護保険法改正で「要支援1、2」の高齢者の訪問介護と通所介護が市町村の実施事業へ移行するのを視野に導入した。利用料は1回400円で、昼食代は自己負担。毎週水、金曜に実施している。
 現在は玉浦地区のみが対象だが、新年度以降、エリアを拡大する計画。市は「若いころは当たり前だった買い物行動を通じて、高齢者の閉じこもり防止と健康維持を図りたい」と話す。


関連ページ: 宮城 社会

2016年03月10日木曜日


先頭に戻る