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<震災5年>宮城の復旧工事完成20年度に

 宮城県は10日、東日本大震災で被災したインフラの復旧復興工程表の改訂版を明らかにした。道路・橋、防潮堤、河川堤防について、2017年度の完成予定を国の復興・創生期間の最終年に当たる20年度まで延ばした。用地取得や地元合意が難航しているため。
 道路・橋の工事箇所は1538カ所。石巻市中心部の内海橋で用地取得が進んでいない。同市長面地区では、住民合意に時間がかかっている。
 防潮堤は99地区(漁港と農地部分を除く)。気仙沼市本吉大谷地区では、まちづくり計画の遅れから建設位置が確定しない。塩釜市の浦戸諸島は、住民合意に達していない地区がある。
 河川堤防のかさ上げ工事は42カ所のうち、南三陸町の伊里前川などで用地取得が滞っている。
 住居関連事業は、災害公営住宅1万5917戸が当初の17年度より1年遅れ、18年度完成の見通し。防災集団移転195地区は18年度、土地区画整理34地区は20年度にそれぞれ完成し、計画通りとなる見通し。
 工程表は県が14年4月に初版を公表。震災5年を前に見直し作業を進めた。


2016年03月11日金曜日


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