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<震災5年>岩手被災者「生活回復」73%

 岩手県は東日本大震災の被災者を対象にした復興ウオッチャー調査の結果を発表した。生活が回復したと感じる人の割合は、昨年8月の前回調査から6.8ポイント増の73.2%だった。2012年2月の初回調査以降、最高となった。
 地域別では「回復した」「やや回復した」の合計は久慈市など沿岸北部で86.1%(前回比6.1ポイント増)、宮古市や陸前高田市など沿岸南部で67.1%(7.3ポイント増)。地域間で差が生じている状況が明らかになった。
 地域経済の回復度は「回復した」「やや回復した」が沿岸全域で54.3%(0.1ポイント増)。沿岸北部では64.3%と前回比3.7ポイント増だったが、南部は49.4%で前回を1.8ポイント下回った。企業の人手不足やサケ不漁による収入減が影響したとみられる。
 県復興推進課は「高台移転の造成や災害公営住宅の建設が本格化したことにより、生活の回復が実感できるようになったのではないか」とみている。
 調査はことし1月、沿岸12市町村に居住、就労する153人を対象に実施。回収率は85.6%だった。


2016年03月11日金曜日


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