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<震災5年>復興この先は/交通

 2011年の東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から5年を経た東北の被災地は、復興に向けた着実な歩みと、再生の視界が開けず足踏みするようなもどかしさが交錯する。
 甚大な津波被害を受けた地域は住宅再建やインフラ整備、なりわいの再生が少しずつ進む。
 原発事故の影響は影を落とし続けている。福島は原発周辺でJR常磐線の運行再開が20年春になる見通し。農地の復旧率も低い。

<道路>
 国土交通省が復興道路や復興支援道路に位置付けている三陸沿岸道路や宮古盛岡横断道路などの総延長は584キロ。うち、2月末までに開通したのは38.8%の227キロ。県別では青森17キロ、岩手136キロ、宮城74キロが開通。福島(東北中央自動車道の計画延長45キロ)の開通区間はまだない。

<鉄道>
 国土交通省によると、3県で被災した路線は計2350.9キロで、復旧率は92.3%(2月末現在)に上る。昨年5月にJR仙石線(あおば通−石巻)が全線復旧した。ことし12月末にJR常磐線相馬(相馬市)−浜吉田(宮城県亘理町)が運転再開する。


2016年03月11日金曜日


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