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<震災5年>復興この先は/くらし

学校/復旧率
防潮堤/完成

 2011年の東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から5年を経た東北の被災地は、復興に向けた着実な歩みと、再生の視界が開けず足踏みするようなもどかしさが交錯する。
 甚大な津波被害を受けた地域は住宅再建やインフラ整備、なりわいの再生が少しずつ進む。
 原発事故の影響は影を落とし続けている。福島は原発周辺でJR常磐線の運行再開が20年春になる見通し。農地の復旧率も低い。

<学校>
 震災で校舎などが損傷し国庫補助申請した公立の幼稚園、小学校、中学校、高校、中等教育、特別支援学校は3県合わせて1789校に上る。うち1710校で復旧工事が完了した。復旧率は95.5%。福島の避難指示区域にある7校は被災校数に含まれていない。

<防潮堤>
 住民の命を守る防潮堤は1月末までに3県で13.9%が完成したが、宮城県は住民との調整が続く計画も含め36.7%が着工に至っていない。福島は原発事故の影響で20キロ圏内の災害査定が遅れた。景観などに配慮し、高さや位置について議論が盛んに交わされた。


2016年03月11日金曜日


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