宮城のニュース

黙とうサイレン鳴らず 自動放送ミス

 宮城県石巻市は11日、東日本大震災発生時刻の午後2時46分に合わせ、黙とうを促すため、市全域に流す予定だった防災無線のサイレンがミスで鳴らなかったと発表し、謝罪した。事前に録音したサイレンの趣旨を説明する周知放送と、サイレンを自動で流す仕組みだったが、周知放送がサイレンの設定時刻を超過し、システムが起動しなかった。
 市によると、同44分にサイレンを鳴らす周知放送をし、同46分に実際にサイレンを鳴らすはずだった。しかし、周知放送のシステム終了が同46分を過ぎてしまったという。
 市は装置を2013年度に導入。昨年のサイレンは手動で実施した。ただ、手動では数秒遅れるため、ことしから自動放送に切り替えた。二つの自動放送を組み合わせたのは初めてで、テストは実施しなかった。災害時には手動で放送するので今回のようなミスはないという。
 市役所で記者会見した和泉博章総務部長は「市民の皆さまや関係者の方々におわび申し上げる。今後このようなことがないよう、防災無線の運用に最善を期す」と陳謝した。


2016年03月12日土曜日

先頭に戻る