岩手のニュース

<震災5年>幸せあふれる釜石に 願い次代へ

タイムカプセルを埋める八幡委員長(左)と野田市長=11日午後5時10分ごろ、釜石市

 東日本大震災の犠牲者を鎮魂し、復興を願うイベント「かまいし復興の祈り」が11日、岩手県釜石市のJR釜石駅前広場で開かれた。5回目のことしは、市民ら約400人が5年後の釜石や自分に向けて書いたメッセージカードを詰めたタイムカプセルを埋めた。
 八幡達史実行委員長(33)は「心の傷が癒えていない人が数多くいるが、前を向いて一歩ずつ歩むしかない。志半ばで犠牲になった人も釜石の復興を見守っていてくれると信じる」と述べた。野田武則市長らがカプセルを入れた穴に土をかぶせ、広場に立つ「復興の鐘」を打ち鳴らした。
 釜石高2年の佐藤桃香さん(17)は、20日開幕する選抜高校野球大会への自校の出場や釜石が2019年ラグビーワールドカップ会場となることを受け「スポーツの力で向上心あふれるまちになっていますか」とカードに記した。
 佐藤さんはボクシング部所属。「スポーツを通じて力をもらっている。復興を成し遂げ、活力あふれる釜石になってほしい」と願った。


2016年03月12日土曜日


先頭に戻る