岩手のニュース

<震災5年>世界遺産から平和祈る

毛越寺本堂前に置かれたキャンドルを見詰める子どもたち=11日午後6時30分ごろ

 岩手県平泉町の世界遺産・毛越寺で11日夜、震災犠牲者の鎮魂、早期復興、世界平和を祈る「3.11平泉浄土のあかり」があった。
 「震災5年に沿岸被災地で慰霊した後、平泉で祈りたい」との要望を受けて、同町のNPO法人「みんなでつくる平泉」が、「気持ちに応えたい」と初めて開いた。
 毛越寺山門から本堂に向かう参道に、町民が作った約600個の牛乳パックの灯籠「夢あかり」やキャンドルが並んだ。本堂では法要もあり、約50人が静かに手を合わせた。
 平泉は生きとし生けるものの霊を慰める仏国土を造ろうと開かれ、震災の年に世界遺産になった。沿岸からの参加者は「浄土思想の地で追悼でき、ありがたい」と感謝し、NPOの小野寺郁夫理事長は「今後も平泉から復興、平和を祈りたい」と語った。


2016年03月12日土曜日


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