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<震災5年>非常食を小学生が試食

紙の皿などで非常食のカレーを試食する児童ら=11日午後0時30分ごろ

 青森県八戸市内の小学校で11日、市が備蓄する非常食のレトルトカレーの試食や、専門家を招いた防災教室などがあった。
 馬淵川沿いの江南小(児童111人)では給食の時間にレトルトカレーと、使用後そのまま捨てられる紙の皿と木のスプーンが配られた。児童は防災の副読本に目を通した後、いつもと違った給食を楽しんだ。
 6年生の川口大智君(12)は「非常食を食べると、1年生の時の震災で机の下に隠れたことや親が迎えに来てくれたことを思い出す」と話した。
 6年生が卒業すると、学校内で震災を体験した児童はいなくなる。荒木興一校長(56)は「低学年では震災を覚えていない子もいる。防災教育を大事にし、どうやって身を守るかを子どもたちに伝えていきたい」と語った。
 市内では、八戸工業大主催の防災フォーラムや、地区自主防災会による津波避難訓練もあった。


2016年03月12日土曜日


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