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<女川原発>再稼働反対 住民団体設立

2市3町の住民が集まって設立された「女川原発UPZ住民の会」

 東北電力女川原発(宮城県石巻市、女川町)の再稼働に反対する住民団体「女川原発UPZ住民の会」が12日、設立総会を登米市で開いた。女川原発の30キロ圏で緊急時防護措置区域(UPZ)に指定されている7市町のうち、立地2市町を除く5市町の住民が参加。生活者として脱原発の思いを鮮明にした。

 設立総会には登米市、東松島市、美里町、南三陸町、涌谷町の住民ら約100人が参加。5市町と東北電力が昨年4月に交わした安全協定の見直しを当面の目標に掲げ、最終的に原発のない社会の実現に向けて活動する方針を確認した。
 代表に、美里町の住民団体「女川原発再稼働ストップの会」代表で元教員の勝又治子さん(68)が就任した。「昨年4月の協定では、5市町に再稼働に対する拒否権を与えられなかった。大切な古里を失わないため、新たな一歩を踏み出したい」とあいさつした。
 「ストップの会」は昨年9月、UPZの住民組織設立を呼び掛けた。これに登米市の「原発問題を考える登米市民の会」、涌谷町の「女川原発の再稼動に反対する会」、南三陸町の住民有志が賛同。東松島市ではことし2月末、今回の会の設立に向けて「女川原発の再稼働に反対する東松島市民の会」が結成された。
 今後は協定の見直しに向けて2市3町の首長に働き掛けていくほか、学習会などを通じて地域住民に協定の問題点などを広くアピールしていく。


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2016年03月13日日曜日

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