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<大仏グラブ>大きな手 被災地の思いキャッチ

大仏グラブを前に、記念写真を撮る子どもたち

 東日本大震災からの復興を願い、奈良・東大寺の大仏の手の大きさに合わせて作った野球グラブが11日、福島県いわき市内の商業施設で披露された。被災地を中心に延べ2000人以上の子どもたちが作り上げた。

 奈良県大和郡山市でグラブ工房を営む梅原伸宏さん(51)らが実行委員会をつくり、昨年3月から取り組んだ。牛革を用いたグラブの全長約3.6メートルで、重さは約180キロ。いわき市や東松島市などを回り、子どもたちが一針ずつ縫い上げた。東大寺も協力し、昨年12月に奉納された。
 制作に参加した野球部の中学生や大和郡山市長ら関係者約200人が、大仏グラブの完成を喜び、笑顔で記念写真を撮った。梅原さんは「みんなで作り上げることで気持ちが一つになる。勇気や希望に変えていけたらうれしい」と話した。


2016年03月13日日曜日


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