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お互いさまスーパー1号店オープン

テープカットで新装開店を祝う関係者

 秋田県が買い物困難地域の商店などを支援する「お互いさまスーパー創設事業」の1号店として、羽後町仙道地区の食料品店「仙道てんぽ」が13日、リニューアルオープンした。
 仙道地区は山間部にあり、370世帯約1100人が暮らす。少子高齢化が進み、今月末には地区内の仙道小が閉校になる。仙道てんぽは地区唯一の食料品店だ。
 県から計800万円の助成を受け、施設を改修した。地元産のキャベツや白菜などを販売する産直コーナーを新設。住民同士が交流しやすいよう休憩コーナー「おひさまサロン」も整備した。
 約90平方メートルの店舗には現在、生鮮食品や雑貨など約500品目1000点の商品が並ぶ。4月中旬をめどに地元スーパーからも商品を仕入れ、品ぞろえを充実させる。
 店は2003年、こまち農協仙道支所購買部の廃止を受け、地域の20集落で構成する仙道地区振興会の会員が経営を受け継いだ。03年度は約2600万円を売り上げたが、14年度は2200万円まで売り上げが減少し、存続に向けててこ入れが急務だった。
 振興会会長で仙道てんぽの土田房美社長(68)は「新装開店で地域に活力を与える場ができた。住民が利用するという形で育てたい」と話した。
 セレモニーで堀井啓一副知事は「県内各地に商店がない地域が増えている。地域の暮らしを守るためにも仙道てんぽには他地域のモデルになってほしい」と期待した。


関連ページ: 秋田 経済 適少社会

2016年03月14日月曜日


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