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<震災5年>13m避難ビル 地域守る

完成した地域防災交流センター

 東日本大震災の津波で大きな被害を受けた福島県いわき市久之浜・大久地区に、防災と新たなまちづくりの拠点「地域防災交流センター 久之浜・大久ふれあい館」が完成した。津波避難ビルで、14日に使用を始める。
 海岸から約200メートルの場所で、鉄筋コンクリート3階(延べ床面積2200平方メートル)、屋上の高さ13メートル。市の支所と公民館が入る。
 講堂や交流スペース、和室のほか、震災の写真や証言集などを集めた「防災まちづくり資料室」を設置した。5カ所の防災倉庫、自家発電装置なども備える。
 災害時には研修室などを避難スペース、講堂を物資配送拠点として利用。3階に災害対策本部を置く。事業費は13億5000万円。
 同地区は震災で関連死を含め69人が犠牲となった。市街地では火災も発生。現在、土地区画整理事業が進められている。市久之浜・大久支所の鈴木常夫支所長は「施設を活用して地域の防災力を高めたい」と話す。


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2016年03月14日月曜日


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