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「商店街の衰退加速」産業再生検証するシンポ

産業復興の課題を議論したシンポジウム

 東日本大震災からの産業再生を検証するシンポジウム「震災復興は東北をどう変えたか」が13日、仙台市青葉区の東北大片平さくらホールであった。東北大地域イノベーション研究センターなどの主催。研究者や企業関係者約70人が参加した。
 パネル討論では、農業、流通、観光などの各分野で復興状況と課題を検討した。宮城学院女子大学芸学部の土屋純教授(人文地理学)は、個人商店の再開が遅れ、商店街の衰退が加速していると報告。「高台移転によって住宅と商業地の距離が離れ、買い物弱者が生まれる」と指摘した。
 産業復興を支える地域コミュニティーの再生について東北大大学院経済学研究科の大滝精一教授(経営政策)は「被災地を住みやすくして幸福度を高めることが大切。シニアや若者、女性の各リーダーを育て、多くの人を巻き込むことが重要だ」と語った。


2016年03月15日火曜日


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