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生薬生かし町づくり ハトムギ茶お試しあれ

涌谷町産ハトムギを使ったハトムギ茶。手前は収穫したハトムギ(左)と焙煎(ばいせん)加工した状態

 宮城県涌谷町は15日、町内産ハトムギのみを使った「城山の金さんのはと麦茶」を発売する。生薬を生かした町づくり事業の一環として企画。気軽に飲めるお茶をPRし、町の健康づくりをアピールする。
 原料のハトムギは町内の農業生産法人が栽培し、昨秋収穫した「はとゆたか」約380キロを使用。富山県の業者に委託し、500ミリリットル入りペットボトル2万本を製造した。事業費は約200万円。国の地方創生先行型交付金を活用した。商品名の「城山の金さん」は町の公式キャラクター。
 ハトムギは漢方では「ヨクイニン」と呼ばれ、強壮作用のある薬として使われている。タンパク質やビタミンB、カルシウムを多く含み、美肌効果もあるという。お茶はノンカフェインで、世代を問わず安心して飲めるのが特長だ。
 町内ではかつて少量のハトムギが作られていたが、卸売価格の低さなどから途絶えていた。町は、パンやお茶など多用途に活用できる利点に着目し、2013年からハトムギの加工品開発を続けてきた。
 町の担当者は「生薬を身近に感じてもらうため、飲みやすいお茶に仕上げた。多くの人に手に取ってもらいたい」と話す。
 価格は1本150円(税込み)で、町内の天平ろまん館やわくや天平の湯、町国保病院売店などで販売。町主催のイベントや会議でも提供する。連絡先は町企業立地推進室0229(43)2113。


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2016年03月15日火曜日


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