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内部通報者の肩書を市が明かす 雇用打ち切りに

 秋田県鹿角市にある国の特別史跡「大湯環状列石」の管理業務に不適切な点があると内部通報した男性の肩書を、市が市議会に明かしていたことが14日、分かった。男性は市から非常勤職員としての雇用打ち切りも通知された。男性は同日、謝罪と雇用打ち切りの撤回を市長と市教委に申し入れた。
 公益通報者保護法と市の内部通報要綱は、通報者が特定されない配慮や不利益な取り扱い禁止を定める。
 男性は展示施設、大湯ストーンサークル館の職員。2月1日、芝刈りなどの業務委託に関し、市教委の職員が不適切な事務処理をしていたと市長宛てに書面で内部通報した。
 調査した市内部通報処理委員会は、同26日に市議会全員協議会での中間報告で肩書を挙げ「通報があった」と説明。市教委は同24日、雇用契約を4月以降継続しないと男性に通知した。
 男性は「内部通報者が萎縮することのないよう法令を順守してほしい」とコメント。市総務課は「申し入れ内容を確認し、適切に対応したい」と話している。


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2016年03月15日火曜日


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