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<議長政活費疑惑>野党4会派が共同歩調

安部議長の政活費不正支出問題に関して共同歩調を取ることを確認した4会派の代表

 宮城県議会の安部孝議長による政務活動費(政活費)の不正支出問題をめぐり、民主党系のみやぎ県民の声など4会派は2月定例会閉会日の15日、安部氏の問題に共同歩調で取り組む方針を申し合わせた。最大会派の自民党・県民会議は政活費の勉強会を開催。政活費の適切な運用の在り方などを検討する議会改革推進会議の初会合もあった。
 みやぎ県民の声の藤原範典会長の呼び掛けに、共産党県議団の遠藤いく子団長と社民党県議団の岸田清実団長、無所属の会の菅間進会長が応じ、県庁議会棟で会合を持った。
 藤原氏が4会派の連携を提案し、他の3人が快諾した。仙台市民オンブズマンによる刑事告発などで新たな動きがあれば、共同歩調を取る。藤原氏は「連携を密にし、時宜に適した対応をしていく」と話した。
 安部氏が所属している自民党・県民会議は本会議終了後、議会事務局職員を招き「政活費の手引」(2013年策定)の講習会を開いた。非公開で約30分間、職員が人件費や旅費の処理などについて判例を示しながら説明した。
 内容を踏襲した前身の「政調費の手引」は09年4月に策定された。中島源陽会長は「時間の経過とともに議員間で手引の理解に幅が出ている。初心に立ち返って適切に処理することが大事だ」と述べた。
 安部氏は本会議に先立ち議長の諮問機関である議会改革推進会議(14人)を招集。第1回会合では委員長に安藤俊威氏(自民党・県民会議)、副委員長に藤原氏を互選した。
 今後は手引の運用などをテーマに月1回のペースで話し合い、11月に議長に中間報告する。安藤氏は「政活費の透明性を高める議論を深めたい」と語った。
 安部氏は定例会閉会日の記者会見で、新年度から議長交際費の使途をインターネット公開すると明らかにした。安部氏は「政活費の使途に疑いを持たれ、世間を騒がせたことを反省している」と述べた。


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2016年03月16日水曜日


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