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<楽天>オコエと吉持 新人コンビ躍動

9回、中前に勝ち越し打を放つ東北楽天・オコエ
9回、中越えに走者一掃の三塁打を放つ東北楽天・吉持

 新人コンビが開幕1軍入りを強烈にアピールした。引き分けの雰囲気が漂い始めた同点の九回、オコエ瑠偉(東京・関東第一高)が勝ち越し打を放つと、吉持亮汰(大商大)は突き放す3点三塁打を打った。「何かしてくれるというのを持っている」と梨田監督も2人に勝ち運を感じたようだ。
 オコエは八回まで3打数無安打。九回も三者凡退なら回ってこない打席だった。哲朗、聖沢諒が死四球で出塁して1死一、二塁の場面。真ん中に来た直球を狙いすまして中前へ運び、自身のオープン戦初決勝打とした。「先輩方がつくってくれたチャンスなので、無駄にはできない。きれいに飛んでいきましたね」。近隣の東京都東村山市出身で、幼いころから足を運んだ思い出深い球場での一打を喜んだ。
 さらに2死満塁で吉持。高めの直球に力負けせず振り抜き、打球が中堅の頭上を越えると俊足で一気に三塁を陥れた。オープン戦初の長打に「バットを短く持ち、強く振ったのがいい結果になった」と力を込めた。
 梨田昌孝監督は「新人(野手)は4人いるが、(2軍に)落とす必要は今のところない」と、大阪遠征にも帯同させる意向を示した。開幕まであと10日。ルーキーたちの強運とガッツが、チームに新風を吹き込みそうだ。(浦響子)


2016年03月16日水曜日


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