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<センバツ球春に輝く>肉体強化 球威手応え

チームの紅白戦で気迫がこもった投球を見せる主戦岩間=釜石高グラウンド

 第88回選抜高校野球大会は20日、甲子園球場で開幕する。東北からは昨秋の東北大会覇者の青森山田、同準優勝の八戸学院光星の青森勢2校と、21世紀枠の釜石(岩手)が出場。大会第2日に釜石が同じ21世紀枠の小豆島(香川)、八戸学院光星が開星(島根)と対戦し、第6日に青森山田が春連覇を狙う敦賀気比(福井)と顔を合わせる。東北勢3校の注目選手とチーム戦力を紹介する。

◎東北勢の注目選手(中)釜石 岩間大投手

 昨秋、チームは岩手県地区予選初戦でコールド負けしながら敗者復活戦を勝ち上がった。県大会でも勝負強さを発揮して準優勝。東北大会2回戦で延長十二回、東北(宮城)にサヨナラ負けしたが、171センチの右腕は、それまでの9試合をほぼ1人で投げ切った。
 もともと「完投も連投もできるタイプではなかった」という。が、走者を背負うピンチを「絶対に投げ抜いてやる」と気迫で抑える度に自信を付け成長。佐々木監督から「投手向きの気持ちの強さがある」と信頼されるまでになった。
 130キロ前後の直球にスライダーやチェンジアップを丁寧に織り交ぜ、打たせて取る投球がさえる。さらなる安定感を求めて、秋以降は体力アップに取り組んだ。走り込みやウエートトレーニングの傍ら、ご飯を1日に8合食べ、体重を56キロから63キロに増やした。
 「ボールに伸びが出て、10割の力を出さなくても打者を抑えられるようになった」と肉体強化の手応えを口にする。東日本大震災からの復興を目指す地域の期待を背に大舞台のマウンドに立つ。それでも「勝利を引き寄せる投球をして、甲子園を思い切り楽しみたい」と気負いはない。

◎釜石 中軸で走者生還狙う

 主戦の右腕岩間は延長戦を含む9試合で84回1/3を投げ、防御率は2.56。2番手は変化球の球種が豊富な左腕佐々木尚。
 打線は1番佐々木航、2番岡道が好機をつくり、パンチ力のある3番奥村、打率が4割を超える4番菊池勇、チームトップの8打点を挙げた5番新沼の中軸で走者をかえすのが理想だ。
 釜石南時代に初出場した1996年大会は初戦で米子東(鳥取)に7−9で惜敗。今大会はまず1勝、さらに21世紀枠過去最高の4強以上を狙う。
 大会第2日(21日)の第1試合で同じ21世紀枠の小豆島(香川)と対戦する。

部長 小谷地太郎
監督 佐々木偉彦    身長 体重 投打
 投 岩間  大(3)171 63 右右
 捕 大尻 悠矢(2)172 82 右右
 一 新沼 康大(2)170 77 右右
 二 石崎 仁鵬(3)166 65 右右
 三 菊池 勇貴(3)179 88 右右
 遊 奥村 颯吾(3)174 75 右右
 左 佐々木尚人(3)175 72 左左
 中 岡道 雄斗(3)172 60 右右
 右 佐々木航太(2)168 58 右左
◎補 菊池 智哉(3)173 83 右右
   畑山洸一郎(2)178 63 右右
   沢田 一輝(3)178 55 左左
   中村 翔斗(3)161 60 右右
   菊池 将人(2)171 78 右右
   小林 龍一(2)173 65 右右
   佐藤 光翼(2)162 62 右右
   平野 雄哉(2)165 56 右右
   沖  千聖(3)169 74 左左
(注)◎は主将、丸数字は新学年、身長はセンチ、体重はキロ


2016年03月16日水曜日


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