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<東急ハンズ>東北の商品 全国に発信したい

吉浦勝博(よしうら・かつひろ)同志社大卒。82年東急不動産入社。執行役員商業施設事業本部長、東急ハンズ専務執行役員を経て15年4月から現職。56歳。鳥取県出身。

 生活雑貨大手の東急ハンズ(東京)は、18日に開業する仙台市青葉区のJR仙台駅ビル「エスパル仙台東館」4階に、東北初の本格店舗の仙台店を出店する。吉浦勝博社長は河北新報のインタビューに「地元の期待を感じる。東北の商品を全国に発信したい」と抱負を語った。(聞き手は報道部・布施谷吉一)

 −仙台店の特徴は。
 「仙台は東北経済の中心地。成熟した街であり、何でもそろう。その中で、買い付け担当者が仙台、東北の魅力をあらためて発掘した。店独自のコーナー『やっぱりトウホク』はこけしグッズ、仙台みそなど6県の商品を紹介し、東日本大震災からの復興をお手伝いしたい」
 「東急ハンズという店を丁寧に紹介し、認知度を高めることが大事だ。商品はある程度分類ごとに見せていく。美容関連やトラベル用品、台所用品、ランチ関連など商品の目利きで期待に応えたい」

 −店は多くの利用客が行き交う駅ビルに入る。
 「エスパル仙台東館とともに、駅の東西自由通路も新しくなる。通勤通学で利用するお客さまをはじめ、ファミリー層も訪れる。特に男性のビジネスマンをターゲットとして意識したい。靴のお手入れ用品などを提案する」

 −昨年12月に市地下鉄東西線が開業し、26日には新幹線で北海道とつながる。
 「新幹線はインパクトがあり、沿線で観光客の需要増が見込まれる。仙台も立ち寄る地域になり、効果が大きい。東西線開業で市中心部と郊外がつながった。仙台の商圏は長町、泉中央などを含め、複数店舗の出店が可能な地域ではないかと捉えている」

 −東急グループは7月の仙台空港完全民営化の一翼を担う。
 「震災後、グループとして岩手、宮城両県の沿岸被災地で復興を後押ししてきた。今回の出店はグループの認知度をさらに高める第一歩であり、民営化の先駆けと言えるかもしれない」


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2016年03月17日木曜日


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