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藍エキスで消臭スプレー 天然成分で肌に安心

青森県産藍を使った消臭スプレー「セフィーコ」

 青森県産藍を使った製品開発を手掛けるあおもり藍産業協同組合(青森市)が、東北薬科大(仙台市)と消臭スプレー「藍エキス セフィーコ」を共同開発し、販売を始めた。天然の藍の成分を使うため安全安心で肌に優しいと、医療現場などで好評を得ている。
 組合は、藍が持つ抗菌効果を衣類以外の分野でも生かそうと、2013年に東北薬科大の佐々木健郎教授(生薬学)と研究に着手した。約2年かけて石油系有機溶媒や界面活性剤を使わずに有効成分を抽出する技術を開発。昨年11月に消臭スプレーとして商品化した。
 抗菌性があるとされる主成分のトリプタンスリンは自然界では藍にしか含まれない。天然成分のため、手などにかかっても肌への影響はないという。
 組合によると、商品化に先駆け、石巻市や八戸市の病院に抗菌・消臭剤として提供し、ベッドなど病室の消臭に効果があることが確認された。病院側は手指のアルコール除菌剤の代わりとしても試験的に使った。
 組合の吉田久幸代表理事は「青森県産の無農薬の藍から作る安全な商品。子どもがいる場所でも使ってみてほしい」と話す。介護施設などでもモニタリングを行っており、今後、販路拡大に力を入れる。
 青森市内の化粧品店などで販売している。90ミリリットル入り1080円、240ミリリットル1620円。連絡先は017(763)5420。


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2016年03月17日木曜日


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