岩手のニュース

研修医 沿岸部に6人 岩手県、新年度配置

 岩手県が医師確保を目指して運用する医師養成奨学金制度で新年度、県内に勤務する研修医が16人となり、沿岸部に6人を配置することが決まった。2015年度、配置がなかった沿岸部を手厚くした。
 沿岸部には県立大船渡病院と県立久慈病院に2人ずつ、県立釜石病院と県立宮古病院に1人ずつを配置する。内陸部は県立中央病院(盛岡市)や県立胆沢病院(奥州市)などに計10人。
 岩手医大や県などでつくる配置調整会議が、研修医の希望と合わせ勤務先を決めた。
 県や県医療局などが運営する医師養成奨学金は、初期研修を経て6〜9年間、県内の公立病院などへの勤務を義務付ける代わりに、奨学金の返還を免除する。15年度、県内に配置された研修医は8人だった。
 医師不足対策で利用枠を拡充した08年度の奨学生のうち、33人が初期研修を終えた。現場配置の16人のほかは、15人が大学院などに進学し勤務を猶予された。2人は奨学金を返還した。
 制度は1997年度に始まった。08年度に利用枠を20人から45人に拡大。10年度に55人に増やした。奨学金利用者で大学を卒業したのは15年度までに計240人。うち75人が医師として県内で働いているか、勤務経験がある。


関連ページ: 岩手 政治・行政

2016年03月17日木曜日


先頭に戻る