秋田のニュース

一生使える1本選んで 高級筆記用具を陳列

内装にも凝った高級万年筆などの販売スペース

 文具販売老舗の「とみや」(秋田市)が同市山王の秋田店に、1本80万円の万年筆をはじめ比較的高額な筆記用具に特化した販売スペースを新設した。内装も高級感を演出しており、秋田県内外の万年筆愛好家らの注目を集めそうだ。
 販売スペースは広さ17平方メートルほどで、店の一角を改装した。ドイツのペリカン社やモンブラン社、イギリスのパーカー社など8カ国の万年筆やボールペンなど約600本を扱っている。
 シャープペンも含め、全て1本5000円以上。1本80万円の最高額はパイロット社製万年筆で、漆職人が手作業で仕上げた。インクやペンケース、名刺入れなどの革製品もそろえている。
 筆記用具の美しさを引き出すため、商品にスポットライトを当てるなど照明を工夫。壁を木目調の濃い茶色で統一し、床にはレッドカーペットを敷いた。椅子に座って試し書きができるようにもした。
 3年前から準備を進めてきた同店ゼネラルマネジャーの富谷圭司さん(47)は「書斎のように落ち着いた雰囲気で書き心地を試してもらいたい」と期待。壁には収集家から借りた入手困難な万年筆など約50本を飾っており「見るだけでも楽しいはず」と語る。
 最近は質の高い筆記用具を選ぶ学生も増えているといい、富谷さんは「万年筆は手入れをすれば一生使える。親から子、子から孫へと受け継がれるような1本をじっくり選んでほしい」と来店を呼び掛ける。
 とみやは1797年創業で生活用品を扱い、1900年から紙や文具の販売を手掛ける。連絡先は同店018(862)8002。


関連ページ: 秋田 経済

2016年03月17日木曜日


先頭に戻る