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<宮城産木材>モデル住宅は被災地の仮公民館

閖上仮公民館として利用される県建築士事務所協会の木材資料館=名取市小塚原

 宮城県産木材を使った住宅の魅力を知ってもらおうと、県建築士事務所協会は、宮城県名取市小塚原にモデル住宅「木材資料館」を整備した。モデル住宅は、東日本大震災で被災した同市閖上地区の仮公民館として4月から本格利用される。
 木造2階で延べ床面積は130平方メートル。1階を集会所、2階は倉庫として利用する。土台に県産のヒノキ、柱やはりにスギを使用。木材を使った高層住宅づくりでの利用が期待される「直交集成材(CLT)」を床や天井に使った。
 名取市の土地を利用し昨年11月に着工、ことし2月に完成した。建物は協会が所有したまま市に無償提供する。総工費3000万円は林野庁の森林整備加速化・林業再生交付金で賄った。
 閖上地区の公民館は震災で被災し閉鎖。市教育委員会内に事務所を置き、仮設住宅の集会所などで活動をしていた。市はモデル住宅を今月1日から仮公民館として使い始め、4月からは夜間や休日も利用できる。
 事務所協会の松田純也専務は「人の集まる公民館として利用してもらい、県産材を使った住宅の良さを知るきっかけになってほしい」と話した。


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2016年03月18日金曜日


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