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受刑者に催涙スプレー 適正使用要望

 受刑者の男性に予告なしに催涙スプレーを噴射したのは人権侵害だとして、仙台弁護士会が17日までに、宮城刑務所(仙台市若林区)に文書で改善を求めた。
 要望書によると、受刑者の男性は2014年2月、居室で他の受刑者ともみ合いになり、駆け付けた刑務官が予告なしに催涙スプレーを噴射。男性は一時、目や耳に激痛が生じ、呼吸困難になった。
 刑務官は施設内で催涙スプレーの使用が認められているが、緊迫した状況を除き、使用を予告する必要があると定められている。
 男性から人権救済の申し立てを受けた弁護士会は「予告する余裕はあった。予告すればけんかをやめた可能性もあった」として適正な使用を求めた。
 宮城刑務所は「使用を予告すればけんかが悪化する恐れもあり、正しい措置だった」と話している。


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2016年03月18日金曜日

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