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<リオ五輪>マラソン佐々木 目標へ少しずつ

マラソン代表に決まり、記者会見する男子の佐々木

 選考レースで一番いいタイムを残した佐々木が初の五輪代表に選ばれた。目立った実績はないが、こつこつと練習してきた努力家。「目標に向かって少しずつ積み上げたい」とやや緊張した表情で抱負を語った。
 最初の選考レースを走ってから3カ月。内定までの時間を「長くは感じなかった」。「どう弱点を克服するか考えていた」と、他の選手の動向を気にすることなく、地道に走り込んだ。
 自身の性格を「面倒くさがり」と表現するが、競技に向き合う姿勢は真剣そのものだ。昨夏、母校の大東大や近隣の病院で筋力測定などを行い、体重が多いと指摘を受けた。
 早食いだった食事の取り方を改善。「ゆっくり食べるのにストレスを感じた」が、絞った体で挑んだ12月の福岡国際で好成績を収め、五輪につなげた。
 課題は「ペースが切り替わるレース後半への対応」(旭化成の宗猛総監督)だ。上半身の筋力を付けるためにウエートトレーニングを多く取り入れ「腕の振りを良くしたい」と狙いを語る。
 「故障しないで継続的な練習ができる」のが持ち味。代表に決まった記者会見で浮かれた様子は一切なく、額から滴る汗がきらりと輝いた。「しっかり足元を見ながら練習したい」。本番まで残り5カ月。一日一日が勝負と捉えている。(剣持雄治)
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 日本陸連は17日、東京都内で理事会を開き、リオデジャネイロ五輪マラソン代表として女子は福士加代子(ワコール、青森・五所川原工高出)田中智美(第一生命)、男子は佐々木悟(旭化成、秋田工高−大東大出)北島寿典(安川電機)石川末広(ホンダ)を新たに選び、発表した。昨夏の世界選手権女子7位で、既に決まっていた伊藤舞(大塚製薬)を合わせ、計6人の代表が出そろった。


2016年03月18日金曜日


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