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<リオ五輪>マラソン佐々木 身引き締まる

女子代表の伊藤選手と共にガッツポーズをする佐々木選手(左)

 リオデジャネイロ五輪のマラソン代表に東北出身では佐々木悟(30)=旭化成、秋田工高−大東大出=、福士加代子(33)=ワコール、青森・五所川原工高出=の両選手が選ばれた。同一大会で男女そろっての代表入りは初めて。2人は喜びに浸るとともに、本番での健闘を誓った。

 佐々木選手は東京都内であった日本陸上連盟の代表選手発表に続き、女子代表の伊藤舞選手(31)=大塚製薬=と共に、スーツ姿で記者会見場に現れた。緊張した表情で「実感はまだ湧かない。喜びよりも身の引き締まる思い」と初の夢舞台への心境を語った。
 昨年12月、最初の国内選考会となった福岡国際で2時間8分56秒をマークし3位に入ってから3カ月。その間、有力選手が名を連ねた2月の東京国際など残りの選考会があったが、「自分は次の準備をするだけ。長くは感じなかった」と平常心で吉報を待ったという。
 五輪で一番記憶にあるのが2000年シドニー女子マラソンの高橋尚子さんの金メダルだという。快挙の当日、中学3年生だった佐々木選手自身も秋田県内の駅伝大会に出場した。
 学生時代は全国高校駅伝や箱根駅伝を走り、名門の旭化成に進んだ。「自分が納得できる結果を出そう」と地道にマラソンに取り組み、「その延長線上にオリンピックがあった」とリオへの切符をかみしめた。

 2008年のマラソン初挑戦から8年。かつて「トラックの女王」と呼ばれた福士選手がマラソンで初の五輪行きを決め、所属のワコールを通じ「何があろうと諦めずに覚悟を持って走ってきます」と全身全霊で走る強い決意をにじませた。
 00年に青森・五所川原工高からワコールに入社。バランスの取れた伸びのある走りで瞬く間にトラックの第一人者となった。04年から3大会連続で五輪出場を果たし、05年に樹立した5000メートルの日本記録はいまだに破られていない。
 マラソンでは終盤の失速で失敗を繰り返したが、13年の大阪国際女子で好走し、同年の世界選手権では銅メダルを獲得した。五輪の女子マラソン日本代表では史上最高齢の34歳で挑む舞台で「金メダルが欲しい」と頂点に立つことを誓った。


2016年03月18日金曜日

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