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<衆院山形>阿部寿一氏、国政へ本格始動

 山形県酒田市長も務めた阿部寿一元衆院議員(56)が、衆院山形3区での国政復帰に向け活動を本格化させている。19日には地方議員有志による支援組織が発足する。後援会の中には保守系だけでなく、民主党などとの連携を模索する声、動きが出ている。
 支援組織の設立総会には酒田市議会から議長を含め約10人、全体では3区内の自治体議員約30人が出席する見通し。保守系に加え、民主、社民党系議員も駆け付ける。
 阿部氏は今月8日、後援会のホームページに「衆参同日選とも言われる中、皆さまの力を再度お貸しいただきたい」と書き込んだ。
 阿部氏は無所属で出馬した2012年の衆院選で、自民党現職の加藤紘一氏と争い1465票差で競り勝って初当選した。2014年前回は、自民党の公募を形勢が不利と見て断念。公認を得た加藤氏の3女鮎子氏(36)に1488票差で敗れた。無所属のため比例復活もできなかった。
 後ろ盾だった自民党の岸宏一参院議員(75)=山形選挙区=が今夏で引退することもあり、後援会には「国会に戻るためには民主と手を組むしかない」との声が強まる。昨年12月に岡田克也民主党代表が山形入りした際、幹部が阿部氏への支援を直接要請した。
 後援会の中村護会長代行は「支援者には保守層も多い。現段階ではあくまで無所属として多くの力を借りたい」と説明する。
 一連の動きに民主党山形3区総支部長を務める吉田大成氏(46)は「節操がない」と不快感を隠さない。
 加藤氏後援会幹部は「こちらは国会議員の仕事を実直に行うだけだ」と話す。


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2016年03月18日金曜日


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