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震災と原発事故…5年放置 被災特急さよなら

大型クレーンでつり上げられる先頭車両

 JR東日本は17日、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で、福島県南相馬市の常磐線原ノ町駅に取り残された特急「スーパーひたち50号」の撤去作業を始めた。発車直前に地震が発生し、車両4両が5年間、待機線に留め置かれていた。
 作業員10人が大型クレーンで先頭車両を含む2両をつり上げ、トレーラーに積み込んだ。郡山市内の車両基地に陸送した後、解体される見通し。残る2両は19日の作業を予定している。
 列車は2011年3月11日午後3時9分発の上野行き。地震で鉄路が寸断され、周辺は原発事故に伴う避難区域となったため、自走移動が不可能になった。雨ざらしとなっていた車体は汚れ、駆動部分がさびつくなど老朽化が進んでいた。


2016年03月18日金曜日

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