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<卒業式>併設校舎で別れ 支援に恩返しを

併設先の山下小で別れの合唱をする山下二小の卒業生

 東日本大震災で校舎が被災した宮城県山元町山下二小(児童105人)の卒業式は併設先の山下小であり、23人が別れを告げた。
 山下小の卒業式終了後の午後に開式。太田一江校長が「震災で支えてくれた多くの方に恩返ししていこう」と式辞を述べた。
 卒業生は「プロ野球選手になりたい」「優しい看護師を目指す」など一人ずつ夢を語り、声をそろえて「夢をかなえるため友人や家族と一緒に困難に立ち向かい乗り越える」と決意を語った。
 同校の学区は沿岸部にあり、卒業生は全員、1年生の時に被災した。現在も3人が町外から通学し、数人が仮設住宅に住む。併設先での卒業式は今回が最後で、在校生は新年度の2学期から集団移転先に再建中の新校舎に移る。
 卒業生の菊地大耀君(12)は「山下小の友人もできて楽しかった。妹が春に入学するので、新校舎には必ず行く」と話した。


2016年03月19日土曜日

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