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3種目ナンバーワン!全国犬ぞり大会で快挙

犬ぞり愛好家の最大の目標とされる「稚内大会」で3種目を制した佐藤さん=大崎市内の犬舎

 北海道稚内市で2月27、28日に開催された「第33回ジャパンカップ全国犬ぞり稚内大会」で、宮城県大崎市古川の建築業佐藤宏悦さん(60)が、出場した3種目全てで優勝した。犬ぞり愛好家の間で「犬たちの甲子園」と呼ばれる国内最大の大会。佐藤さんは「この大会を目標に調子を整えている。犬たちも頑張ってくれた」と愛犬たちをねぎらった。

 大会には北海道と岩手、宮城、群馬の3県から70チームが参加。日本最北端の地に近い原野に設けられたコースで、1〜6頭によるスピードレースと重量物引きで競った。
 佐藤さんは開会式直後に行われた3頭引きレース(3キロ、6チーム参加)で優勝。4頭引き(5キロ、5チーム)でも勝ち、翌日の6頭引き(同、同)も制した。
 「会心の走りだった」と振り返るのは、6頭引きレース。2位のチームに約40秒の大差をつけた。佐藤さんの犬は、北欧のエリスハウンドとジャーマンポインターを掛け合わせたレース専用の犬種。長距離を走らせてもスピードが落ちない。この犬種を自家繁殖しているのは、国内では佐藤さんだけだという。
 2日間で1万人以上の観客が集まる稚内大会は、「歴史もあり、愛好家にとって特別な大会」と佐藤さん。今回で5大会連続の出場となり、出走した計17レースで14勝を挙げている。
 普段は、犬たちを大崎市や東松島市の人通りの少ない農道で走らせている。「もっと走りたいと犬が欲求を募らせるよう、走る距離を加減するのがポイント」といい、「犬ぞり界のトップランナーであり続けたい」と意欲を語る。


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2016年03月19日土曜日

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