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<未来塾>岩手沿岸の復興へ議論

岩手沿岸の課題を考えた、いわて復興未来塾

 岩手沿岸での東日本大震災の復興の在り方を考える「いわて復興未来塾」が19日、盛岡市のホテルであり、産学官の今後の課題について理解を深めた。県や県内の大学、金融機関などでつくるいわて未来づくり機構の主催。約150人が参加した。
 国の復興構想会議議長を務めたひょうご震災記念21世紀機構の五百旗頭真理事長が基調講演し「過去の大きな災害の中でも、東日本大震災は財源や制度の面で最も手厚い支援がなされた。全国的に明日はわが身、という意識で自治体や各団体、組織が互いに支える仕組みが重要だ」と述べた。
 達増拓也知事らのパネル討論もあった。岩手銀行の高橋真裕会長は「県内企業の復興需要はピークを過ぎた。復興支援に頼らず付加価値を高めることが重要」と指摘。岩渕明岩手大学長は「専門性だけではなく、総合力を身に付けた学生を育成したい」と話した。
 達増知事は被災者の心身のケアに重点的に取り組む考えを強調。復興庁岩手復興局の今井良伸局長は住宅再建や観光振興を強化する国の方針を説明した。


2016年03月20日日曜日


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